医療機関 (外国人旅行者受入可能な医療機関リスト)

訪日外国人旅行者がスムーズに医療機関にアクセスできるよう、訪日外国人旅行者受入可能な医療機関を日本政府観光局(JNTO)ウェブサイトに掲載しています。

日本政府観光局(JNTO)ウェブサイト

URL : https://www.jnto.go.jp/emergency/eng/mi_guide.html(英語)

紛失・盗難

紛失について
日本では紛失物や忘れ物が無事届けられていることが多かったりします。ですので、時間に余裕があるならば、諦めずに問い合わせて頂いた方がいいでしょう。紛失したと思われる場所(例えば駅名や路線/列車名など)、日時、紛失したものの特徴(色/形/大きさ)等、手掛かりになり得る情報をなるだけ詳しくお伝えください。勿論、受け取りの際にはパスポート等の身分を証明できるものが必要となりますのでご注意を。

紛失してから時間が経過するにしたがって、管理場所が移動していきます。「現場」→「最寄りの事務所」→「忘れ物センター」→「警察」といった具合ですね。お問い合わせして頂く順番としては、紛失したと思われる「現場」の近くから。それぞれ届いていないことを確認してから次の問い合わせ先に、って形で進めていきましょう。忘れてしまったのか、盗られてしまったのかが分からない場合や、紛失した場所が全く分からない場合は警察に届け出て下さい。特に、カードやトラベラーズチェック等を紛失してしまった場合は、速やかに利用停止の届け出をしましょう。尚、この場合は「遺失物届」を提出して頂く必要がありますので、ご留意下さい。

盗難について
・現金
現金の盗難にあった場合は、盗難被害に遭った地域を管轄する警察署に届け出て下さい。必要な手続きとしては、「盗難又は紛失届」の作成/提出。また、ケガや他の所有物等の破損といったような身体的、あるいは物理的被害があった場合は、より詳細に被害状況を記述して頂く必要があります。いずれも警察の指示にしたがって作成/提出して頂くことになります。

・航空券
航空券の再発行に際しては、警察署に提出した「盗難又は紛失届」の写し(控え)が必要となります。ですので、前述の現金同様、盗難に遭った地域を管轄する警察署にて「盗難又は紛失届」を作成/提出しましょう。「盗難又は紛失届」の写し(控え)を受領した後、航空会社に連絡して頂き、指定の窓口にて再発行の手続きを行って下さい。

・パスポート
パスポートを紛失してしまった・・あるいは、盗難に遭ってしまった・・
とっても一大事です。速やかに、盗難に遭った地域を管轄する警察署に届け出ましょう。パスポートの再発行に際しては、警察署に提出した「盗難又は紛失届」の写し(控え)が必要となります。管轄の警察署にて「盗難又は紛失届」を作成/提出して、必ずその写し(控え)を受領して下さい。その後、各国の領事館にて再発行の手続きを行いましょう。

・クレジットカード
クレジットカードの紛失/盗難時は直ぐに各カード会社に連絡し、使用停止の手続きをしましょう。ひょっとすると、ご利用のカード会社によっては日本国内の窓口がすぐ見つからないかもしれませんので、本国の連絡先を控えておくと安心です。各カード会社の窓口先の指示に従って、再発行の手続きを行って下さい。尚、再発行には、日本の警察の「盗難又は紛失届」の写し(控え)が必要となりますので、こちらもお忘れなく。

・トラベラーズチェック
トラベラーズチェックを紛失した場合、あるいは盗難被害にあった場合は、速やかに発行会社に連絡して使用停止の手続きを行って下さい。尚、日本国内ではトラベラーズチェックの発行は現在行われておりません。ですので、本国の連絡先を必ず控えておきましょう。こちらも、再発行には日本の警察の「盗難又は紛失届」の写し(控え)が必要となりますのでご留意下さい。

事件・事故

何らかの事件や事故に巻き込まれてしまう・・勿論、そんなことがないに越したことはありませんが、万が一巻き込まれてしまった場合・・そんなトラブルに遭遇してしまった際には、警察は「110」番、消防や救急は「119」番に連絡しましょう。

・「110」番
日本では、緊急時に警察を呼ぶ場合「110」番に電話します。ご連絡の際には落ち着いて、向こうの指示に従って必要情報をお伝え下さい。言語等の心配がある場合や、どこに相談していいかはっきりわからない場合は「♯9110」に電話して頂ければ、適切な相談窓口を案内してくれます。

・「119」番
日本では、火災時に消防車を呼ぶ場合や、急な病気やケガ等で救急車を呼ぶ場合「119」番に電話します。ご連絡の際には落ち着いて、向こうの指示に従って必要情報をお伝え下さい。口頭での説明が難しい場合は、近くに日本人がいるならば協力をお願いして下さい。ご自分で電話する場合は、都道府県によって受付可能言語等の対応範囲が異なりますので、まずは英語でご連絡頂いた上でご相談して頂く方が良いでしょう。

尚、これらの緊急ダイヤルについては、公衆電話に無料の専用ボタンが設けられています。

病気やケガ等の場合は、ご宿泊先ホテルのフロント等にお問い合わせ下さい。適切な手配等の案内をして頂けるでしょう。観光案内所や宿泊施設等では、トラブル時の対応を記載したカード(エマージェンシーカード(英語のみ))を用意してくれているところも多くありますので、確認しておくのもいいでしょう。特に病気やケガ等のトラブル時については、万が一に備えて、多言語対応している病院を事前に確認しておくと安心ですね。