さてさて、果たしてこの話題はどのカテゴリとしてご紹介すれば良いかと正直悩んでしまうんですが・・今回取り上げるのは「マスク」です。

日本では大体11月も半ばくらいになると、全国的に寒さを感じるようになってきます。12月に入ると、風も強まってより一層冬っぽさが増してくるわけですが。日本の冬の気候に関して特徴的なのが、「空気が乾燥してる」ってことです。気温が低くっても、朝から洗濯物を干しておけば、下手すると夏場よりも早く乾いてるなんてことも。この「空気が乾燥してる」ってことが原因で口腔内や喉なんかが炎症を起こしやすくなっちゃうんですね。屋外ばかりではなく、屋内は屋内で、暖房なんかのせいでやっぱり空気が乾燥してます。で、風邪等の症状を引き起こす雑菌やらウイルスなんかが繁殖しやすい・・と。風邪等の予防策としては、昔から「手洗い」「うがい」なんかがよく言われていましたが、最近は「水分補給」も注意喚起されるようになりました。こまめに水分を採ることによって口腔内や喉を乾燥から守りましょうってことです。

masks
冬時期の日本において、特に人の往来が多い都市部では「マスク」を着用している人をたくさん目にされると思います。海外の方達から見ると、結構驚きの光景だったりする場合があるそうですね?「え!? これってみんな、風邪ひいてるの?」みたいに思われる方もいらっしゃるとか・・「マスク」の着用基準、あるいは使用目的と言えばいいんでしょうか?その辺りにちょっと誤解が生じてしまっているんですね。「マスク」を装備しているからといって、皆が必ずしも風邪等をひいているわけではありません。前述の理由から予防のために着用してるんですね。雑菌やウイルスなどを吸い込まないようにするのも大切ですが、口腔内や喉の乾燥を防ぐのを重要視しているわけです。勿論、実際に風邪なんかをひいていて、周りに伝染(うつ)さないように「マスク」を着用している場合もありますが、大半の方はあくまで予防のために着用しているんです。後は・・大体1月終わりくらいからでしょうか。日本では「花粉症」のシーズンが重なってくるんですね。ですから余計に「マスク」姿の人の数がエラいことになると・・

たしかにご存知頂いていないと、なかなか驚きの光景かもしれませんね。実のところ、ちゃんと理由が分かっていても、何とも言い難い風景だったりしますから。ある意味・・今の日本の冬のお馴染みの光景と言えるかもしれません。