「B級グルメ」という言葉自体は1980年代くらいに現れたものです。一般的にはここ十年くらいの内に定着したものだったりします。そもそもの意味合いとしては、「安価で庶民的でありながら美味しい」人気メニューといった感じの料理のことでした。つまりは、ちゃんと「~」って条件を満たしていることが前提条件で、更に自然に「人気になった」料理に対する称号みたいなものだったんですが・・
この「B級グルメ」の「~」の条件は、各地の特産品等をアピールする「地域おこし」と非常に相性が良かったんですね。所謂「ご当地グルメ」と≒で結ばれることになったわけです。で、いつの間にか、最初っから「B級グルメ」として新しく料理が生み出されるっていう、現在のちょっと妙な感じになった、と。
経緯はともかく、そのお陰で今では全国各地にたくさんの「B級グルメ」があります。地域によっては、「郷土料理」なんかの復活にも一役買ったりもしてますし。この地域を訪れたなら、コレって感じに試してみるにはちょうどいいかもしれません。