日本食と言えば、やはり「和食」。日本にいらっしゃったなら是非ともお試し頂きたいところです。こちらでは「和食」について、色々とご紹介させて頂いております。
おそらく「和食」を楽しみにいらっしゃった方も多いでしょう。最近は世界的に「健康ブーム」ですよね?健康に関する食材や調理方法なんかに対する興味はやはり世界共通なんでしょう。おそらく「豆腐」や「白滝(蒟蒻)」といった日本の食材なんかの話題はご存知かもしれません。
世界各地、いずれの地域でもこの「食」という文化は非常に興味深いものです。当然、その地域の気候や地理環境なんかの条件が基にあって、そこの生活スタイルや物流状況等が複雑に影響して出来上がって行くわけですよね?まぁ、それを踏まえて考えてみても、「よくもこういう食材をこんな風に食べるようになったなぁ…」と感心するものもたくさんあります。「食」へのこだわりってやつなんでしょうが・・
さてさて・・日本の「食」へのこだわりは、これは本当に世界に誇れるものだと思います。「食」へのこだわりにはいくつか種類がありますよね?
例えばこんな感じに。
①食材探し
そもそもこれは食べられるものなのかどうか?
②調理方法探し
食べるとして、じゃあどうやって食べればいいか?
③味付け
何とか美味しく食べれないものか?
④更なる高みへ・・
保存方法、或いはもっと他の調理の仕方はないものか?
おそらくですね・・日本の「食」へのこだわりはこういった類のこと全方向にベクトルが伸びちゃってるんですね。①~④いずれに関してもしつこい、ちょっとキリがないと言いますか・・たとえ海外から伝わってきた食材や調理方法があっても、まだ何かできるんじゃない的なことを考えちゃうって感じでしょうか。しかしながら、そんな先人達のあくなきこだわりのお陰で、日本の「食」はとっても豊かなものになったわけでして。いやはや、つくづく感謝しなければと思うわけです。
そんな先人達のあくなき「食」へのこだわりから生まれた「技」はたくさんありますが、ここではほんの一部をご紹介しましょう。一部とは言え、「和食」の根幹と言っても過言ではないものです。
日本に限らず、「だし」は世界各地の食文化で重要な要素です。肉、魚介類や野菜等、使われる食材はその地域の地理環境等によって様々。各地で味に特色が出るのは当たり前と言えば、当たり前のことですね。
日本の場合は、魚介類と野菜が主です。「鰹」「昆布」「しいたけ」なんかが主だったものです。後は「煮干し」なんかも代表的ですね。特筆すべきはその「だし」を抽出するまでの食材加工の方法です。ちゃんと乾物に加工してからの方が旨味が出るとか。片や沸騰直前のお湯にサッと入れるだけじゃなきゃだめかと思えば、こっちは水で戻してから云々…とか。そうやって採った「だし」も、他の食材から採った「だし」との組み合わせ次第でまた色々と味が変わるんだとか・・試行錯誤の連続だったんでしょうかねぇ?それとも偶々・・?
「和食」の美味しさは塩や砂糖、香辛料ばかりに頼らない、「だし」による味の「深み」なんだとか。舌の表面で感じる味と言うよりは、舌に沁み込んでくる味って感じでしょうか。
「だし」は、ほぼ全ての「和食」で使われています。いや、「日本食」のほぼ全てと言ってもいいかもしれませんね。「日本食」を食べる際には意識してみて下さい。
「味噌」「醤油」「酒」「納豆」等・・「和食」に使われる調味料や食材にはこの「発酵」が用いられているものがたくさんあります。
「発酵」も世界各地で様々に用いられていますよね。それこそ途方もない試行錯誤の繰り返しだったんでしょう・・「味噌」や「納豆」なんかが特に顕著ですが、「発酵」によってそもそもの食材よりも栄養価が上がったり、健康に好ましい作用が得られると言うのはスゴいですよね。「発酵」食品に共通することは独特の匂いや味です。コレ、やっぱり世界各地でそれぞれ好みが色々だったりします。自国のコレは食べられるけど、あの国のアレはキツいとか言った話はよく耳にします。しかしながら、「発酵」食品の魅力は正にその独特の匂いや味。折角ですから試してみて下さい。先人達のあくなきこだわりですからね?
さてさて、いかがでしょうか?さすがにお腹が空いてきますねぇ、こんなに食べ物のことばっかりお話ししてると・・
ちょっと出掛けてきますね。
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