日本でパン食文化が一般にも知られるようになったのは明治時代と言われています。欧米の影響を受けて近代化が一気に進んだ頃のことです。それ以前の16世紀中頃に西欧のカトリック宣教師等の訪日等を通して”パン”と言う食材は日本に持ち込まれたりしていたわけですが・・ まぁ、この頃には一般世間にまでは知られることはありませんでした。当時の支配層である武家のごく一部にもたらされただけのモノであった上に、ぶっちゃけ口に合わなかったみたいです。で、時を超えて明治時代・・ “パン”は改めて欧米から日本に伝えられました。その他様々な洋食料理等と共に、それら洋食文化における主食とされる食材として紹介されたんですが・・ 実のところ、これまたやっぱり不人気だったようです。しかしながら、国を挙げて近代化を進めていたこともあって、一般世間における洋食文化に順応しようとする意識が以前とは違っていたんでしょう。何とかパン食文化を一般世間に広めようとする努力が、日本人によってなされたわけでして。そうして生み出されたのが、今日の菓子パン/調理パンと言うものでした。”あんパン”、”カレーパン”、”メロンパン”、”チョココロネ”、”クリームパン”なんかは日本で生み出されたものなのだそうです。いずれも今やすっかり一般的に知られるようになっているものばかりです。

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日本のパン専門店を訪れた海外の方が何よりも驚かれるのは、その種類の豊富さだそうですね? しかも、海外では見られない類のものが非常に多いんだとか。確かに、ありとあらゆる料理がパンの具材にされてしまってますからねぇ・・”「( ̄▽ ̄;) 是非お試し下さいませ。