日本には八百万の神様がいます。基本的に日本の「お祭り」はこれらの神様を祀って催されるものです。つまりは「神事」ですね。神社で執り行われる「神事」は、全て「祭祀」と言って「お祭り」なんです。それぞれちゃんと由来もあるんですよ?コレ、調べてみるととても面白いんです。まずは基礎知識として「古事記」「日本書紀」等にある「日本神話」を知っておくと尚更。機会があれば、当サイトでも一部取り上げたいと思います。


さてさて。八百万もいらっしゃいますし、別々の場所で同じ神様を祀ったりしてますし、更にはその祀る名目も様々・・そんなわけで日本の所謂「お祭り」は無数にあります。有名なもの、規模の大きいものについては、ほぼ必ず各地の観光ガイドで紹介されていますので、ここではそういう「お祭り」ではないものをご紹介しておきたいと思います。


前述したように、「お祭り」は基本的に「神事」です。その地域でお祀りしている神様(「土地神様」「氏神様」とも言います)に感謝する意味合いがあるわけで、やはりその地域の神社なんかが中心となって催すんですね。大まかに言えば、神社の数だけ「お祭り」があるんです。神社の境内や参道、或いは近隣の通りなんかに屋台が並んだりする、所謂「縁日」と呼ばれるものです。やはり夏とか秋頃が多いですが、割と一年を通じてどこかしらでは催されています。勿論、規模も様々。まぁ、実際のところは、既に「神事」ではなくなっているものもあったりしますが。それでも何かしらみんなでワぁ~って楽しもー、みたいなのも「お祭り」じゃないかと思います。訪れた地域で開催されている際には是非足を運んでみて下さい。なかなかの勢いでお財布が軽くなったりしますよ?