飲食店等でよく目にされることが多いのが、無人の席に置かれている何らかの荷物。買い物袋的なものだったり、バッグ、スマホ、ハンカチ等々。最近でこそバッグ、スマホといったものは見られなくなったものの、何らかの個人の所有物が割と無防備に席に置かれっぱなしになっているのは、日本ならではかもしれません。そもそも・・ ああいったモノが置かれっぱなしになってるのはどういう意味なんだろか? そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。答えは「場所取り」です。「この席は確保済みですよー」ってことなんです。と、同時に周囲の方達にも実はこうお願いしてるんです。「私の確保したこの席を脅かす、或いは置いてある荷物に手を出す人がいたら・・ お願いしますね?」 あ、勿論”無言で”ですよ?
効果のほどはと言いますと・・ 意外と大丈夫なんですね。席も荷物も大抵無事だったりするんです。って言うか、割とそれが常識だったんですね。それくらい治安が良かったんです。実際のところ、今でも割とよく見られる風景ですが・・ やはり決して真似はなさらないように。ご自分の所持物を無防備に放っぽったりは絶対にしないで下さい。危険です。何とも悲しい話ですが、一昔前に比べて治安は悪くなっていると思います。トラブルの件数の増減のお話ではなくってですね? もう少し正確な言い方をすれば、おそらく日本人も「絶対安全だ」とは感じられなくなっているんです。貴重品等の所持物は肌身離さず、は基本です。ただ、どうしてもご自分の荷物から離れざるを得ない場合は、周囲の方達にちゃんと一言お願いして下さい。一言あるかないかで大きく違いますので。